OUR SEVEN PRINCIPLES
創意工夫
Ingenuity
神戸工場 生産技術1課 生地3係
ITO SAORI
2017年入社
OUR SEVEN PRINCIPLES
創意工夫
Ingenuity
神戸工場 生産技術1課 生地3係
ITO SAORI
2017年入社
「0」は「1」に変わる
私は、「創意工夫」を凝らし、コンテナ充填作業での生地のあふれ防止対策と業務効率の向上に成功しました。
コンテナに生地を充填する設備の一つが自動制御ではなかったので、生地が溢れてしまう可能性があり、担当者が作業完了までコンテナにずっと張り付かなければなりませんでした。この問題を解決するために何か打開策はないか考え思いついたのが、シーケンサー(順番を制御する装置)にポンプを自動で止めるような指令を送る方法だったのです。自分で考えたこの方法を社内で提案し、実行にまで移せた結果、生地あふれ発生を無事防ぐことができ、充填作業中も全員が他の作業を安心して行えるようになりました。
入社を決めた理由を教えてください。
幼い頃からGlicoのお菓子のファンだったんです!
食べているうちに、幼いながらもいつか自分が製造する側になってみたいなという思いが芽生えていたのかもしれません。そこから学生時代は化学を専攻し、いざ就職活動となった時、幼少の頃を思い出して、高等専門学校で学んだ知識を食品メーカーで活かしていこうと思いました。また、学校の先輩がグリコマニュファクチャリングジャパン(GMJ)に就職されていたこともあって色々お話を聞き、「ここはやりたいことをやらせてくれる会社」なんだという印象も強まって、入社を決意しました。
現在の仕事内容を教えてください。
私は主にチョコレートの製造に携わっています。チョコレートの製造ラインは3つの班に分かれていますが、そのうちの1つの班のシフトリーダーとして原材料の発注をしたり、社員のシフト管理もしています。時には機械の不具合に対応することもあります!もちろん複雑な修理は専門の業者の方にお任せしています……(笑)
ある程度のことを自分のできる範囲で対応していくことで「どこに問題があるのか」、「自分たちで解決できるのか否か」が段々と判断できるようになるんです。
ずばり、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
当たり前ですが、入社当時は何もかも先輩社員に教えていただいてばかりでした。それが今はシフトリーダーとして後輩たちから頼ってもらうことも多くなった点にやりがいを感じますね。設備の調整や機械の修理など社員しか触れることのできない部分もあって、何か問題が起こった時に「伊藤さん、直してもらえますか」と声をかけられるんです。そんな時は「自分のスキルが上がってきたんだな」と嬉しい気持ちになって、もっと頑張るぞとやる気に繋がります!
今後の目標を教えてください!
いずれは本社の研究所でチョコレートの商品開発に携わってみたいです。入社後にある程度キャリアを積んだら、希望部署に移動できるチャンスがあるのもGMJの魅力なんですよ。「企画やアイデアを形にするモノづくりを経験したい」、「チョコレートを極めるプロフェッショナルになりたい」という私の想いを達成すべく本社での開発業務を通してよりキャリアを重ねたいです。他社や他の製品とはひと味もふた味も違う新しい発想を掛け合わせ、Glico製品をもっと輝かせます。そして最終的にはこのGMJに戻り、積み重ねたスキルを更なる品質向上に活かせたらいいなと思っています!